医療法人社団六心会恒生病院

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薬剤課

「薬」のエキスパートを目指して

当院は、外来患者さまに対して院外処方箋を発行していますので、薬剤課では主に入院患者さまのお薬を調剤しています。入院患者様の持参薬のチェックをし、薬歴管理を行います。入院患者さまの薬は基本的に一包化し、名前・服用方法・薬品名を印字することにより誤飲を防ぐ等のリスク軽減に努めています。調剤 と同様に、注射薬の調製も毎日行っておりい、回診に参加するなど病棟薬剤師として活動しています。

医薬品の適正な在庫管理も重要な業務の一つであり、医薬品情報の収集と提供(DI業務)、医薬品に関する院内研修会の企画、各チーム医療への参画など、その業務は多岐に亘ります。

2009年12月に導入された電子カルテシステムを活用し、他の医療スタッフとのさらなる情報の共有化を図りながら、「薬」のエキスパートを目指しています。

私たちの取り組み

持参薬の徹底管理

薬剤師による持参薬のチェックに関しては、後発医薬品の使用の促進等により医師、看護師が識別できない非採用薬を持参する場合が多くなるため、その重要性が増しています。また、薬品名違い、規格違い、用法用量違い等を未然に防止し、持参薬と当院処方薬の二重投薬の回避、紹介状と持参薬の相違、手術前の投与禁忌薬の回避等、その効果は計り知れません。

現在、当院では約70%の入院患者様の持参薬をお預かりしています。薬の管理を徹底させるため、薬剤師による入院時の初回面談を実施しています。

薬剤師のチーム医療への参画

個々の患者さまに最適で安心かつ安全な医療を行うためには、チーム医療の一員として薬剤師がこれまで以上に積極的に患者さまの薬物治療に関わることが求められています。医療の質の向上及び医療安全の確保の観点から、チーム医療において薬の専門家である薬剤師が主体的に薬物療法に参加することが非常に有益です。当院でも病棟カンファレンスや回診へ参加するなど、他の医療スタッフとのコミュニケーションを図ると共に患者さまの情報を共有し、最適な医療が提供できるよう努力しています。

病棟薬剤業務の充実

チーム医療を推進するためには、薬剤師を病棟に専任配置することが重要です。専任配置することにより、患者様が入院され持参薬をお預かりする時点から薬剤師が関わっていくことが可能になります。2012年の診療報酬改定で、以前から検討されていた薬剤師の病棟業務を評価した点数が新設されたことにより、病棟専任薬剤師が果たすべき役割は極めて大きく、病棟における私たち薬剤師の業務が医療従事者の負担軽減、また安全性の向上につながるよう、今後さらに業務の充実を図っていきたいと考えています。

施設・設備のご案内

  • 薬局
  • ミキシングルーム
  • 薬剤棚
  • t-PA療法に使用する注射薬
  • 外来処方箋は薬局窓口にてお渡しいたします
  • 調剤室
  • ミキシングルーム
  • 薬品棚
  • t-PA療法に使用する注射薬
  • 内服調剤の様子

ごあいさつ

薬剤 課長宇野 智香

病院薬剤師は患者さまの入院時、初回面談に始まり持参薬の鑑別、注射薬の調剤監査、ミキシング、内服薬の調剤監査、入院中や退院時の服薬指導など病棟での活動を日々行っています。さらにチーム医療の一員として、活躍の場を広げていきます。

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