医療法人社団六心会恒生病院

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臨床審査科

迅速・かつ正確な検査データで診療をサポートします

当院の臨床検査室は大きく三部門に分けられます。 血液や尿などを分析する「検体検査部門」は、24時間体制のもと必要な情報を短時間に正確に提供出来る機器を備えています。また迅速キットの使用により脳梗塞・心筋梗塞等にも素早く対応しています。

心電図検査や脳波検査に代表される「生理検査部門」は生体内の電気的な信号をキャッチすることで、心臓や脳の状態を知ることができます。

その他血圧測定により動脈硬化及び血管年齢の測定、身体のふらつきを記録することにより脳疾患又は平衡機能異常の鑑別に役立つ機器を備えています。

「超音波検査部門」は超音波を体表面にあて画像的に診断する検査で侵襲性の少ない手軽な画像診断法として活用されています。頸動脈の狭窄・動脈硬化を観察する頸動脈超音波検査を中心に、循環器内科での心臓超音波検査や腹部超音波検査等があり、今後新たな治療方法への対応が期待されています。

私たちの取り組み

技術の向上と超音波検査の推進

脳梗塞の原因となる動脈硬化はMRIと頸動脈エコー及びABI検査を併せてすることで患者さまの頭の先から足の先までの血管の状態をしる事が出来ます。

特に頸動脈エコーでは狭窄部位や程度(狭窄率)を確認出来、当院での血管内治療(頸動脈ステント)に有用です。治療後も非侵襲的で有る為繰り返しの検査が可能で効果の評価に役だっています。

また腫瘍摘出時の術中エコー、早期リハビリに伴う心臓エコー・下肢等の血管エコーと益々活用の幅が広がっています。そのため医師、放射線画像診断室、リハビリテーション科との連携や積極的な研修会への参加等将来は超音波検査士を目指し医療に貢献できるよう日々努力しております。

診断のサポート

当院では早くから神経心理検査(物忘れ検査)を取り入れ高次脳機能障害や早期認知症診断のサポートをして来ました。より丁寧な情報を診療に提供できるよう検査は患者様及びご家族様と一緒にリラックスした雰囲気で受けていただけるように心がけています。

検査の質とサービスの向上

脳神経外科検査の中でも脳波検査は重要な検査の1つです。記録は古くからある紙ベースが主流ですが、当院の電子化に伴いデジタル脳波計の導入で生データより、多くの情報が得られ質の高い診療に繋がります。また検査時間の短縮により僅かですが待ち時間が短縮され患者様サービスの向上にも繋がると考えています。

施設・設備のご案内

  • 臨床検査室
  • 脳派検査機器
  • 動脈硬化検査機器
  • 超音波検査室
  • 臨床検査室
  • 脳派検査機器
  • 動脈硬化検査機器
  • 超音波検査機

ごあいさつ

臨床検査室 室長井上 奈巳

臨床検査室は「誠実な医療の実践、新しい知識と技術の習得」をモットーにしています。

精度の高い検査結果を迅速に提供し診断をサポートすることで、患者様に質の高い医療を提供出来るように努めています。

患者様には「分かり易く、安心できる検査説明」を心がけています。また、私たちは最新の検査技術を学び、地域医療に貢献出来るよう努力を重ねています。

院内では、チーム医療の一員として、院内感染対策チーム(ICT)や栄養サポートチーム(NST)に積極的に参加し、他部署との連携を大切に日々の業務に取り組んでいます。

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