医療法人社団六心会恒生病院

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検査項目一覧

主な検査

一般撮影

一般撮影では主にX線を利用して人体の透過像(影絵)を撮影しています。主に骨や骨折の有無、肺などの炎症を診る事ができます。

CT検査(断層診断)

マルチスライスCTスキャナを導入しております。この装置は、最短0.35秒で一回転し、一回転で細かく160断面(スライス)が同時に撮影できる最高水準のマルチスライス技術を搭載しており、撮影時間の大幅な短縮が可能です。胸部や腹部臓器(肝・胆・膵・脾・腎・膀胱・その他)の疾患の検査においても息止め時間が短縮されています。

頭頚部の血管・心臓の血管(冠動脈)・胸腹部の血管・下肢の血管なども、極めて鮮明な画像により診断が可能になっています。

最薄0.5mmスライスの高精度な画像は、検査だけではなく3Dを活用した診断、治療計画・経過観察まで幅広くお役立て頂けます。

また、被ばくの低減など患者様に優しく安全面にも配慮をしたCT装置となっています。

MR検査(磁気共鳴)

MRI装置は強力な磁石でできた筒の中に入り、磁気と電磁波によって水の原子の動きを利用して、さまざまな方向から体を撮影する検査です。エックス線を使用しないために放射線による被ばくがありません。

短時間で鮮明な撮影画像を提供ができます。その上、造影剤を使用することなく血管(MRA)や胆道系・膵管(MRCP)が撮影可能です。

また、頭部の検査では2~3画像と頚部・脳の血管(MRA)の画像を撮影しますが、約20分で撮影が終了いたします。

但し、強い磁石を使った検査ですので、体内にペースメーカーを埋め込んでいる方、手術などで特殊な金属・装置が入っている方は撮影ができません。検査室内に時計・磁気カードなどを持ち込まれますと壊れてしまうことがあります。

血管造影(アンギオ)

血管造影(けっかんぞうえい)とは、体の大きな動脈、例えば足の付け根(そけい部)、肘などの動脈からカテーテルという細い管を目的の臓器に誘導し、造影剤(ヨード造影剤)を用いて血管や動脈瘤、または腫瘍などの栄養血管などを詳しく検査し、写真にする方法です。 現在では写真を撮影し、画像診断の目的で行うだけでなく、血管内治療(けっかんないちりょう、Intravascular surgery:IVR)と呼ばれる治療も行われるようになっています。当院でもいくつかの血管内治療を行っています。

遠隔画像診断

当院ではこの度、治療を行う上で大きな役割を担う画像診断において、より迅速な治療に答えるため、画像診断の専門医による遠隔読影システムを構築しました。これにより院内の検査はもちろん、他施設様からご依頼いただいた画像検査においても検査翌日には読影結果を報告できる体制が整いました。(緊急時の対応可)

このシステムがもたらす迅速な診断により、適切な治療に結び付くと考えております。

骨塩定量測定検査

骨塩定量(骨密度)検査。骨塩定量(骨密度)は、骨量(骨の中身としての組織が十分 あるか、組織に隙間がないかなどの骨の密度のこと)が低下していないかを調べる検査 であり、おもに骨粗鬆症(こつそしょうしょう)を診断する検査です。

超音波検査(エコー)

超音波検査・エコー検査は、超音波を体に当ててその反響を映像化することで、 対象物の内部の状態を非破壊的に調査することのできる画像検査法です。超音波を発するプローブ(探触子)と呼ばれる装置を体に当てて画像を映します。 超音波検査で利用する超音波は体には無害で、感じることもできません。

超音波検査ではリアルタイムで画像を確認することができます。 流れる血液や、拍動なども鮮明に映し出すことが可能で、生理機能の 描出にすぐれています。その上、血管や血栓の大きさ、血流の速度なども測ることが可能です。

3次元画像解析システム

CT・MRIなどの画像データの3D表示、2D表示上で断面を作成し新たな画像として作り直すことや任意の断面の表示もできます。頭頚部・心臓・下肢などの血管や各臓器を3D画像として表示や計測ができます。

さまざまな装置の画像を取り込み表示・計測・解析など多様な画像の処理が行える装置であり現在の画像処理における重要な装置です。

心電図

心電図(しんでんず、英: Electrocardiogram, ECG、独: Elektrokardiogramm, EKG)は、心臓の電気的な活動の様子をグラフの形に記録することで、心疾患の診断と治療に役立てるものです。心臓のみの筋電図ともいえます。電気生理学的検査の代表的なものであり、日常診療で広く利用されています。

波形は即診察室で確認できます。

ホルター心電図

ホルター心電図は、小型軽量の装置を身につけて、日常生活中の長時間の心電図を記録して、これを解析して観察する検査です。不整脈と冠動脈が痙攣する冠攣縮性狭心症は、労作と無関係に夜や早朝に多く見られます。このため、短時間の心電図検査や負荷心電図検査では診断がつかないため、実生活の中で心電図を記録し続けるこの検査が欠かせません。

当院では入浴可能な防水タイプ、ディスポコードを採用。より快適な検査を受けていただけます。自院解析の為2~3日で報告出来早期の治療につなげます。

また1日では発見できない方の為に1週間記録出来る、イベントレコーダーも用意しております。

運動負荷心電図検査(エルゴメーター負荷試験)

エルゴメーター(自転車こぎ)で段階的に運動をする事によって心臓に負担をかけ運動中及び運動の前後で心電図や症状から心臓の病態を調べる検査です。

運動により心臓への血液の流れが十分であるかどうかを検討し、隠れた冠動脈の病気を見つけます。また不整脈が誘発されるか、不整脈が運動によってどう変化するのかを判断する目的が有ります。

医師の立会いの下、負荷中も若泊、呼吸、血圧、心電図などがモニターされていることから、安全に安心して受けていただけます。

脳波検査

脳はその活動にともなって常に微弱な電波を出し続けており、それは頭の表皮上におけるわずかな電位差(電流は電位の高いほうから低いほうへ流れる)となって表れます。 その電気的な変動を頭部に付けた電極でとらえ、増幅し、波形として記録するのが脳波検査です。痙攣を起こしたとき、意識障害がみられるとき、症状には出ない軽い意識障害をみつけようとするとき、てんかんが疑われるときなどに行われ、脳腫瘍などの診断にも有用です。

ABI検査

ABI検査とPWV検査は、手と足の血圧の比較や脈波の伝わり方を調べることで、動脈硬化の程度を数値として表したものです。この検査を行うことにより動脈硬化(血管の老化など)の度合や早期血管障害を検出することができます。

脳外科・整形外科・循環器内科で幅広く活用されています。

重心動揺検査

ヒトは知らず知らずのうちに身体のバランスを保っています。その身体のバランスの保持の状態を客観的に表現したものが重心動揺です。 ヒトの重心保持機能は、様々な心理的・精神的負荷に影響され、容易に変動することが知られています。

呼吸機能検査

呼吸機能検査は、「電子スパイロメーター」という検査機器に息を吹き込む検査です。 この検査では、肺活量と肺の収縮力を調べることが出来ます。

神経心理検査

もの忘れや生活に支障を来している原因が認知症による ものなのかどうかを、知的機能や認知機能、記憶、実行機能などについての神経心理学的検査を用いて調べます。検査の多くは、口頭での質問や文字や図形、絵などを書いていただくものです。おおよそ1時間程度かかり患者さんとの1対1で行われます。MMSE(ミニメンタルステート検査)は認知症のスクリーニングとして広く利用されている検査です。

脳ドック

脳ドックとは、MRI検査や血液検査などを行い、脳卒中などの脳の病気の危険因子を発見するための健康診断です。脳の病気の早期発見や予防を目的としています。当院での脳ドック受診については、詳細ページをご覧下さい。

脳ドックのページはこちら

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